一橋総研の趣意
戦後日本は世界史的にも有数の発展を遂げ、経済的な豊かさを獲得した。しかし、自立した国としての理念・精神を欠き、経済に偏重した急成長だったがゆえに、現在、深刻な負の遺産にあえいでいる。
これは、硬直化した官僚制度のみならず、結果に対し責任をとることを回避し、いつまでももたれ合おうとする日本社会の特質にも由来する。国民の政治に対する無関心も問題解決の先送りにつながった。
一橋総研は「次の日本」をつくることを目指す。そのためには、既得権益にしがみつく集団ではなく、個人として自立した市民の知恵の結集が急務であり、個々の知恵や経験を活かすためのインフラ構築が必要だ。すなわち国民の知的資産の有効活用とそのダイナミックなネットワークが一橋総研の使命である。
これは、硬直化した官僚制度のみならず、結果に対し責任をとることを回避し、いつまでももたれ合おうとする日本社会の特質にも由来する。国民の政治に対する無関心も問題解決の先送りにつながった。
一橋総研は「次の日本」をつくることを目指す。そのためには、既得権益にしがみつく集団ではなく、個人として自立した市民の知恵の結集が急務であり、個々の知恵や経験を活かすためのインフラ構築が必要だ。すなわち国民の知的資産の有効活用とそのダイナミックなネットワークが一橋総研の使命である。