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『インターネット白書2004』の報告によると、2004年中にはインターネット利用者が約6,700万人に達するということで、数年前では考えられなかったことですが、多くの人が自分の関心あることがらを自由にかつ何のストレスを感じることなく、インターネットを通じて、いろいろなWebサイトで調べ、情報を取得し、場合によっては意見を発信しています。
Webサイト、それも良質なWebサイト・・・・と言うと、どうしても見た目やデザインが優れたもの、フラッシュが綺麗に出来ているものなどを考えてしまいます。当然、綺麗なWebサイトは専門の制作会社やデザイナーが制作している場合が多く、多額の費用がかかり、「インターネットを使った派手なことは営利企業がやることだ」という認識が一般化されていくことになります。費用がかかる・・・・というこの一点で、なかなか非営利の団体や活動ではWebサイトを持つことも、或は持っていても上手く使うことが出来ないままでいる例が少なくありません。
しかし、どうでしょうか?インターネットという画期的な社会的なインフラがもたらした恩恵を最も受けるべきは営利企業なのでしょうか?違います。
企業は利益を拡大すべく、良い会社パンフレットやWebサイトを宣伝広告の一環で多額の費用を投下して作成してきますが、それは「作れるから作ったWebサイト」であって、実は、企業のWebサイトなどは、誰も見ません。なぜか?そこには一般の人が関心を集中させる明確な理由がないからです。(それをなんとか関心を持ってもらおうと努力するのが企業活動なわけですが・・・)
ところが、有志が集った非営利の自然発生的な活動には、最初から自ずと、集中したい、集りたい、共有したい、仲間になってもらいたい・・・・というものすごいパワーが内包されています。もともと関心の度合いが高いから活動ができあがり、組織になったものがほとんどですから、それは当然といえば当然。つまり、Webサイトは、お金をふんだんに使える企業だけのものでなく、本来は、有志が集まった非営利組織のためにあるものなのです。「使いたいから作るWebサイト」というものをもっともっと作って行きましょう。
本当の意味での良質なWebサイトとは、それを通じて、情報が発信され、情報交流が起き、情報が蓄積(共有)されるということが継続的に行われるもの言い、芸術作品ではありません。情報の発信・交流・蓄積という点では、Webサイトは、まさに非営利の特定の目的を持った有志団体に最適な活動ツールということが分かります。
現在、総合型地域スポーツクラブにおいて、バスケットボールの指導を行いながらWebサイトの継続的な活用を実践すべく色々な試みを取り入れてきています。ケースによっては行政から補助金がでるようなものもありますが、その認められた使途の中のホームページ作成支援費は微々たるもの。
地域のスポーツクラブ、学校のPTA、マンションの管理組合、自治会などなど・・・・Webサイトがその本領を発揮する場面はまだまだ無数にあります。非営利組織がWebを活用することが当たり前になるよう情報交換を通じて、社会的な仕組みを作っていきたいと思います。
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